在宅透析の取り組み

Mission

意思決定の際の選択肢を増やすため、環境と仕組みづくりに努める

地域で暮らす方々をサポートするためには、家族や病院の存在だけでは不十分です。地域包括支援センター、訪問診療医、訪問看護、セラピスト、介護士、ケアマネージャーなど、多職種から成る在宅ケアチームが不可欠です。個々の専門家たちは、それぞれ異なる医療的、社会的、経済的背景を持つ人々との対話を深めます。そして、情報共有を進めながら、各個人に最適なケアプランを共同で検討していくこと。このような連携強化と基盤整備の取り組みによって、真の「地域包括ケアシステム」や「地域連携」の実現に繋がると確信しています。

代表挨拶

在宅看護センターひまわり 代表

Kataoka Kyouko

みなさま、初めまして。所長の片岡今日子と申します。この度は、ひまわりのホームページを見て下さりありがとうございます。在宅看護センターひまわりは、開所し6年が経ち、おかげさまで多くのご利用者様のお宅へ訪問させて頂いております。
ひまわりは、副所長の鏑木と作った会社です。2人とも地元ですので、看護師人生の最後に地元の方々を支えることが出来る会社を作ろうと、一から作ったステーションです。
ご利用者様を「もし自分の家族だったらどうするか」を常に考え、ご本人やご家族の思いを尊重し、最後まで希望に添えるようスタッフ全員で「家丸ごとサポートする」をモットーに関連職種の皆様と話し合いながら日々看護をしております。
そして、ひまわりの最大の特徴は、腹膜透析の方をしっかりとサポートすることが出来ます。
国内で、腹膜透析をしっかり見ることが出来るステーションは今現在は数えるほどです。私は、長年この業界におりますので、有事には主治医と連携を取りながら、治療を行いながらも穏やかに生活ができるよう責任を持ってサポートいたします。腎不全を患っており、今後の治療法について主治医の先生とお話をされている皆さま、生活をサポートする訪問看護師は、絶対に必要だと思っています。週1回~毎日、保険を使って看護師がお宅へ伺います。是非、ご相談ください。

経歴

1996年
東京都立板橋看護専門学校卒業、大田区内の総合病院へ入職
2006年
東京女子医科大学認定看護師教育センター入学
2007年
透析看護認定看護師取得
2015年
千葉県内介護付き有料老人ホーム、訪問診療、訪問看護の統括部長
2017年
K&Y株式会社設立
2018年
日本財団在宅看護センターひまわり開設

所属学会・協会

  • 日本腎不全看護学会
  • 日本在宅看護学会
  • 日本腹膜透析医学会
  • 日本在宅医療連合学会
  • 日本在宅医療連合学会
    腎不全ワーキンググループ‣コアメンバー
  • 日本腹膜透析医学会 プロジェクト委員会
    「高齢者の腹膜透析治療」メンバー
  • 日本在宅ホスピス協会 役員
  • 在宅腹膜透析を支える会 幹事

資格

  • 透析看護認定看護師、日本腹膜透析医学会指導看護師

私たちの取り組み

公演・セミナー活動

腹膜透析に関して、全国への普及活動・啓蒙活動を全国の先生方と行っております。

「地域連携」および「地域包括ケアシステム」という理念は一般に広く知られるようになってきました。しかし、具体的な「実践」や理念の「実現」には更なる努力が必要です。そこで私たちは、定期的にセミナーや講演を行っています。多くの関係者や一般の方々に対し、地域での連携の重要性や現状の課題を共有し、理解を深めていただくことを目指しています。これからも、多くの方々に地域包括ケアの大切さを実感していただきながら、地域医療の向上のための活動を続けてまいります。

過去公演履歴